アカデミー賞授賞式

見てて思ったのは、ノミネートも含めて紹介された作品は素晴らしいものばかりだ。見ていないものも多いが、何かの機会には見てみたいと思わせるものばかりだった。それよりも、１分弱のスピーチで喜びを伝える事がみんな上手い。俳優さん達は、人の前に立つのが仕事なわけだから、上手くて当然の感もあるけど、中の人もスピーチが上手い。
大体が感謝すべき人の名前を列挙して礼を述べているけど、その中に織り込むちょっとしたジョーク、それが感謝の気持ちをいっそう引き立たせている。たぶん日頃の心持ちなのだろう。自分は誰に感謝すべきなのか。自分と喜びを共にしてくれるのは誰なのか。ちゃんと分かっているんだろうな。

日々を淡々と過ごしてしまっている自分をちょっとだけ変えてみたいと思いました。

あと、今回は日本から２作品が受賞、昨年のノーベル賞もあわせて、日本は学問も芸術も世界に通じる。いろいろ苦しいご時世だけど、もう少し頑張ってみよう(というか「頑張らない」という選択肢は無いのだけれど…)。

<追伸> あー、ビデオ欲しい。今回の授賞式は、保存版だよ。手放した、というか持って行かれたビデオは有効に使われているのだろうか…。