Movable Type のアップデート

• まずは、Movable Type の個人ライセンス（無償）を申し込む。
• メールでダウンロードサイトの URL と認証キーが送られてくるので、それを使用して、新しい Movable Type のアーカイブをダウンロードする。
• 今までの Movable Type のプログラムディレクトリを適当に退避する。
  

  # cd /xxxxxxxx/cgi-bin/
      … 以後このディレクトリをカレントディレクトリとして操作
  # mv mt mt.bak
  

• アーカイブを展開する。
  

  # mkdir mt
  # unzip /dokoka/MT-3_34-ja.zip -d mt/
  

• 以前の環境設定ファイルをコピーする。
  

  # cp -p mt.bak/mt-config.cgi mt/
  

• 独自にインストールしていたプラグインがあれば、それもコピーする。
  

  # cp -p mt.bak/plugins/mt-pingedentry.pl mt/plugins
  # …
  

• Jcode.pm がバージョン不整合を起こしているのでその対応をする。
  私の環境の場合、システムで使用されている Jcode.pm を使えば問題ないので、Movable Type に付属しているものを無効にする。
  

  # mv mt/extlib/Jcode.pm mt/extlib/Jcode.pm~
  

ここまでの操作で、バージョンアップは終わりです。管理画面を開いて、バージョン表記が変更になっている事を確認できれば OK のようです。私の場合、トップページ( index.html )にバージョン表記をしているので、インデックスだけ再構成しておきました。この他にシステム管理に SQLite　や Berkley DB を使用していた場合には、DB ファイルなども移行する必要があるはずです。私の場合、PostgreSQL を使用していたので、一連の作業の中の設定ファイルのコピーの部分でデータベースの接続に必要な情報を移しています。そのため、この辺はノーケアです。